やれやれ、今度は山中伸弥教授の14年前の論文に
不自然な画像があると、インターネットで指摘され、
画像の元となる実験データを示すことが出来ないという
ことで謝罪会見が行われた。
つい先日は、STAP細胞の問題で調査する側だった
理研の委員長・石井俊輔氏が、インターネットで、
自身の論文の疑義を指摘され、調査委員長を辞任した。
小保方さんの一件で、科学界やマスコミに、
「論文至上主義」が蔓延っていたから、こういう
馬鹿馬鹿しい珍現象が続出する。
東大を出ようと、京大を出ようと、世の中には科学者や
研究者で食っていけない者たちがいる。
「ノラ博士」と言うらしいが、彼らの怨念がネットの
中で渦巻いていて、成功者を嫉妬で引きずりおろす
快感に酔いしれているのだ。
「論文至上主義」「実験ノート至上主義」が、
いかに滑稽な事かという証明が、こんなに速く
なされるとは思わなかった。
科学の世界のスケールがどんどん小さく委縮していく。
日本人の嫉妬根性って、本当につまらないよ。